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2022.10.02/BLOG

わんちゃん、ねこちゃんにとって危険な秋の味覚について

こんにちは、スタッフの坂田です。

10月に入り本格的に涼しく過ごしやすい季節になってきましたね。

 

皆様は秋といえば何を思い浮かべますか?

秋といえば食欲の秋!!

ではありますが、人にとっては美味しいけれど、

わんちゃん、ねこちゃんにとって、危険な食べ物が身近な秋の味覚の中にもあります。

 

①ぶどう

中毒症状が酷くなると腎不全を引き起こします。マスカットも同じです。

レーズンは成分が凝縮されるため、生のものよりさらに危険です。

 

②銀杏

神経毒によるけいれんやてんかん発作、皮膚炎などが起こります。

皮膚炎を引き起こす物質は殻に付着しています。

加熱しても毒性は変わりませんので、ご注意ください。

③いちじく

口の中が荒れたり、下痢や嘔吐、皮膚炎などを引き起こします。

また天然のラテックスを含むためアレルギー症状が出る場合があります。

 

以上、秋の味覚で危険な食材3選でした!!

 

 

他にもわんちゃん、ねこちゃんにとって危険な食べ物はたくさんあります。

ほんの軽い気持ちでの「お裾分け」が大変なことになってしまうかもしれません・・・

また、与えるつもりはなくても拾い食いや盗み食いをしてしまうこともありますので、人の食材はわんちゃん、ねこちゃんの手が届かないところに保管しましょう。

 

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<10月休診のお知らせ>

10月9日(日) 10日(月祝) 休診

10月15日(土) 午前休診

ご迷惑をお掛け致しますがご了承ください

定休:水曜・日曜午後

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ゆう動物病院
住所:兵庫県加古郡播磨町西野添2-3-14
(加古川・明石・稲美町からもアクセスしやすい明姫幹線沿です)
電話:078-949-3020

 

 

2022.01.17/BLOG

阪神淡路大震災から27年が経ちました

動物看護師の田積です。

1月17日、阪神淡路大震災から本日で27年となります。

犠牲になられた方々には哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方には心よりお悔やみを申し上げます。

神戸(の端っこ)で生まれ、神戸(の隅っこ)で育った私にとって

この日は忘れることができない特別な日です。

大きな被害には遭っていませんが、人生の中のとてもとても大きな出来事です。

子どもだった私も大人になり、

親であり、娘であり、妻であり、動物看護師であり、

ペットの飼い主であり、地域の一員であり…さまざまな立場で存在しています。

 

当院の今年のカレンダーは「ペット防災カレンダー」にしました。

 

1ページ目の 獣医師 奥田先生のメッセージ。

「ペットがいるからと避難をあきらめ、命が失われることがあってはならない」

 

年明けに播磨町役場の防災担当の方と話をし、ペットの災害対策についての壁に直面していた私は、このメッセージに思わず涙が出そうになりました。

数々の大きな災害を教訓に、環境省は人とペットの同行避難を推進していますが、具体的なことは定まっていない自治体も少なくなく、ペットの災害対策はあまり進んでいないのが現状です。

1995年にあの大きな震災を経験した兵庫県であっても同様です。

いざ!というときに困らないように、ペットとの避難について、みなさんのお住いの自治体がどのような方針なのか確認しておくことをオススメします。

 

へこんでばかりはいられませんので、

私は私で出来る事、お伝えしていきたいと思います!!

 

<避難グッズを用意>

・人用

・ペット用

1軍:薬、フード、水、食器、リードやハーネス、キャリー

2軍:トイレ砂、ペットシーツトイレ、体拭きシート

3軍:健康手帳(スマホなどに情報を入れていくこともオススメ)

写真(全身が写ったもの。いなくなった時などコピー出来るので、写真にしておく方がベター)

4軍:ブラシ、おもちゃ、風呂敷(怖がりな子にはカバーとして使える)

※優先順位は個々によって異なりますので、考えてみてくださいね。

 

避難するグッズもですが、備蓄物も大事

人用、ペット用含め見直しておきましょう。

人、ペットとも、食べ物とお水は多めに常備!!

ローリングストック法で無駄なく、常備することがおススメ☆ですよ

 

<日頃からやっておきたいこと>

・クレートの場所の見直し(物が倒れてきたり、落ちてきて被害がない場所ですか?)

・迷子札をつけておく(災害はペットが留守番している時にもおきますよ~)

・マイクロチップも必要なら入れておく

・不妊手術を受けておく(放浪して野犬、野猫を増やさないため)

・予防できるものは予防しておく

 

<事前からこんなことに慣らしておくといいこと>

・首輪やリード(犬は基本的に慣れていることが多いので、特に猫)

・家族以外の人や動物

・ケージやサークルに入れられること

・基本的なトレーニング

など。

病院にはこんな本をそろえているので、ぜひご覧ください。

 

あの日から今日で27年。ミライへつなぐきっかけの日となりますように…

どうかどうか辛かったあの日から少しでも心が癒されていますように…

有事の際には、心が乱れているからこそ、

常日頃からみんなが安心して避難できる場を備えていく必要があると思います。

 

一人一人が求めるだけではなく、動かないといけないのかもしれません。

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<1月休診のお知らせ>

特にありません

 

<2月の休診のお知らせ>

11日(金)休診

19日(土)午前休診とさせていただきます

ご迷惑をお掛け致しますがご了承ください

定休:水曜・日曜午後

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2021.10.05/BLOG

猫ちゃんと一緒に「引越し」するときにできること

動物看護師のたづみです。

 

「犬は人に付き、猫は家に付く」

とはよく言ったもので、お家が変わることは猫ちゃんにとっては大事件です。

しかし、人だけ引越し、猫は置いていくなんてことはあり得ませんので、一緒に引越すこともあるでしょう。

そんな時に、少しでもねこちゃんたちのストレスを軽減したり、

新しいお家に早く慣れてもらう工夫をお伝えできればと思います。

 

①引越し前の準備

*キャリーやベッドなどを落ち着けるスペースにしておく

キャリーやベッドにおやつを置いておく、キャリーの穴越しに猫じゃらしなどで遊ぶなど

大好きな場所にしておきましょう。

 

*猫ちゃんグッズはサッと出せるようまとめておく

自分の匂いがついたもので安心します。

逆に自分の匂いが全くないことにとても不安や恐怖を感じます。

先に述べたベッドなども含めて、フリースやタオルケットなどは多めに洗濯せずにおいておくと良いでしょう。

トイレ砂は、新居のトイレに入れる用に使用していたものを少量取っておきましょう。

大好きなおやつやおもちゃも新居で急いで買いに行くことのないよう用意しておきます。

また、使っていた家具やカーテン、カーペットなど使えるものは使ってあげると猫にとっては安心です。

 

*体調を整えておく

事前にかかりつけ医で健康診断を済ませておきましょう。

健診をしていても、移動や新しい環境での猫のストレスは大きく、

排泄を我慢してしまったり、あまりの緊張で食事も喉を通らなくなってしまうことも少なくありません。

(事前に健診を済ませていることで、体調変化が起こっても引越しが原因である可能性が高いことが分かります)

また、新居近くの動物病院も事前に調べておきましょう。

 

②引越し中の安全対策

引越し当日は、知らない人の出入りが激しく行われます。

大きなものが移動したり、大きな音がすることもするでしょう。

それらに驚き、外に飛び出してしまった!!という話もあります。

出入りのあまりない、お風呂場などにトイレなど猫グッズと猫を入れ、

一時的に隔離しておくことをおすすめします。

その際には、戸締りの確認と風呂水は必ず抜いておきましょう。

数時間ではありますが、ペットホテルやかかりつけの動物病院に預けるのもいいかもしれませんね。

 

③引越ししてからのケア

移動や初めての場所、自分の匂いがないことなどで

猫ちゃんたちは心身ともにストレスmax !!

このドキドキや疲労をおさめるために、ゆっくり体を休めたいのに、

安心して体を休める場所さえ分かりません(+o+)

ねこ様、パニックです!!

 

*安心できる場所の確保

安心できる場所を部屋の隅や、押し入れなど静かな場所に設置してあげましょう。

事前に好きになってもらっていた、クレートやベッドの出番です!!

引越しの片付けなどでまだまだバタバタが続くと思いますので、

まずは人の動線があまりない場所に、身を隠せるスペースを用意してあげましょう。

私は押入れの隅に設置しました。

しばらくは近くで全ての行動を完結できるようトイレ(以前使っていた砂も入れておく)やフード、水も用意してあげましょう。

「大丈夫よ~」などと言って、引っ張り出すことは絶対NGです。

猫のペースを気長に待ってあげてください。

好きなおやつやフードなどをうまく使い、出てくるように促せるならそれも一つですが、

無理に引っ張りだすのはやめましょう。

 

少しずつ慣れて他の部屋も散策しはじめたときには、

各部屋にすぐに身を隠すことができるよう、段ボールBOXなどを用意するのもオススメです。

その際にも匂いのついたタオルケットなどを敷いておくと良いでしょう。

 

*トイレの位置を決める

引きこもっている場所の近くにトイレは置きますが、最終的なトイレも置いておきましょう。

引越し前の家での配置に近いところに設置してあげると早く覚えてくれます。

そして、そこにもそれまでに使っていた砂を入れておきます。

 

*観察

あまり頻繁に見る必要はありませんが、

フードを食べているか、おしっこは出ているか、優しく声をかけながら観察しましょう。

 

太っちょ猫さんが急に食べなくなると体に負担がかかってしまいますので、24時間全く食べない場合には、動物病院に相談しましょう。

 

*フェロモン製剤を利用する

当院の待合室にも設置してあるフェリウェイ。

これは、猫のフェイシャルフェロモンF3を含む製品です。

猫は、ごきげんな時や甘えたい時、おねだりする時などに、顔を擦りつけます。

お顔を擦りつけてくる仕草は、猫飼いなら至福の時だと思います(*´ω`*)

その時に出ているフェロモンがフェイシャルフェロモンF3です。

フレンドリーフェロモンとも呼ばれ、引越し先や初めて行く場所に、このフェロモンが拡散されていると、

「あれ??ここはもうオレがスリスリした場所かにゃ??」と少し知っている気になれる様です。

 

実際に入院室にフェリウェイ拡散器を設置している時と、していない時では猫のリラックス度が違う気がします。

引越し時には、スプレーではなく、拡散器がおススメです。

 

*マイクロチップデータの変更をする

なるべく早く、住所や電話番号などの変更の手続きを行いましょう。

日本獣医師会HP

マイクロチップ登録申請システム (aipo.jp)

郵送、FAXでも変更を行えます。

 

「鉄は熱いうちに打て!」引越しの勢いのままに済ませてしまいましょう!

 

 

備えていても相手は生き物です。何が起こるかは分かりません。

不安な事があれば、かかりつけの動物病院または新しい動物病院に相談しましょう。

備えることで、少しでも猫ちゃんと飼い主さまのストレスが少なくなりますように…☆

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<2021年10月の休診のお知らせ>

今月は通常通りの診察です。

定休:水曜・日曜午後

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2021.03.11/動物看護師のつぶやき

3.11 東日本大震災から10年が経ちました

東日本大震災から10年が経ちました。

 

残されたものが出来る事は、亡くなられた方々や動物に思いを馳せるとともに、

学び、備えることしかできないのではないでしょうか。

 

私は動物病院で働くものなので、ペットとの同行避難について考えてみようと思います。

 

2015年には、環境省から「災害発生時には、飼い主が飼育しているペットを同行し避難しましょう」

という同行避難が推奨されました。

(避難先でペットと動物が一緒に過ごせる同伴避難とは意味が異なります)

 

しかし、2015年以降の災害時でも、避難所でペットの受け入れを断られたという話が後を絶ちません。

 

では、なぜ断られてしまうのでしょうか?

それは、災害が起きた際には、各自治体や各避難所の管理責任者に決定権が委ねられており、

避難所の責任者の方も、問題を起こさないために断っているのだと思います。

責任逃れのように感じられるかもしれませんが、

動物アレルギーの方が発作を起こしてしまう事や、動物が嫌いな方と好きな方でもめ事がおきてしまう事を避けたいことは当たり前だと思います。

 

たくさんの人が避難所で共同生活することになるので、その中に動物のアレルギーがある方、動物が苦手な方がいらっしゃっても当たり前なのです。

また、盲導犬や介助犬なども含め犬を飼っている方、猫を飼っている方、ウサギを飼っている方、他の小動物を飼っている方、、、

様々な事情の方がいらっしゃるのも当たり前のことです。

 

動物を飼っている方が、避難所で断られたり、断られるだろうと避難しないこと、

車中泊を選択され、自治体の配給が貰えなかったり、エコノミー症候群になってしまったりという問題も起こっています。。

 

詳細が決まっていないことで、避難所管理者も含めたくさんの方が不安を感じているのではないでしょうか?

私は猫を飼っていますが、犬と同じ部屋にクレートを置かれることも不安です。

(動物を避難させてもらえるのにわがままだと言われればそうかもしれませんが、猫や小動物を飼っている方は皆様ご不安ではないでしょうか?)

 

ではどうしたらいいのでしょうか、、、

自治体や獣医師会で決めてもらうことで解決できれば良いのですが、

3.11から10年たった今でもこの現状です。

同行避難での訓練が行われる自治体も増えていますが、

個人個人で住んでいる自治体に「ウサギ飼っていますが災害時どうしたらいいですか?」など

「不安です!」「困っています」という声を届けることはできるのではないでしょうか。

一つ一つの小さな声を大きくしていくことで動いていくかもしれません。

 

詳細を決めることで、動物のアレルギーをお持ちの方も、動物が苦手な方も、

各ペットのご家族の方も、避難所の管理責任者の方も皆の不安が軽減できるのではないのでしょうか。

人だけで避難すること、ペットを置いて避難出来ない方や車中泊で命が途切れてしまう事が少しでも減りますように…

 

 

また、ペットを飼っていらっしゃる方も日頃から備えておくことが大切です。

 

・予防できるものはしておくこと

・所有者を明示するものを付けておく

 

 

・基本的なトレーニングをしておくこと(クレートトレーニングなど)

 

 

・社会化トレーニングをしておくこと(知らない人やほかの動物に慣らしておくなど)

・備蓄物を用意しておく(食べ物、水、リード、ペットシーツ、薬など)

・ペットの預け先を探しておく

 

 

末筆ですが、被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げるとともに、

震災で亡くなられた方々、動物たち、ご遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げます。

どうかどうか安らかにお眠り下さいますように…

 

Instagram,Facebookもフォローしてもらえたら嬉しいです。

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<2021年3月の休診のお知らせ>

20(祝土)は通常通り、午前午後とも診療いたします

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2021.01.14/動物看護師のつぶやき

ねこさんとお水 と 猫バンバンプロジェクト

動物看護師の田積です。

2021年丑年

 

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

昨年は、パピークラス、日本犬について、行動学、

栄養学、手作りフード、グリーフケア、猫のストレスやフード、飲水量など様々なことを学びました。

今年もまだまだたくさんのことを学び続けていくのはもちろんですが、

学んだことを動物さんや飼い主さまのお役に立てるよう

どんどんお伝えしていきたいと思います!!

 

ですので、

「こんなこと聞いたらあかんかな?」

「これってどーなんやろな?」

これ病院で聞くことなんかな?と不安になっても、お気軽に聞いていただけると嬉しいです( `ー´)ノ

 

 

 

今年はねこちゃん専用待合室に季節ごとに注意してほしいことや、

多くなる病気のことなどをお知らせしていこうと思います。

待合に掲示していますので、ゆっくり読んでみてくださいね~。

このシュールなねこさんの絵は幸田さんが書いています。

院内にもちょこちょこ出てくるので、探してみてくださいね(^_-)-☆

 

現在飼われている猫(イエネコ)の祖先は砂漠で住んでいた「リビアヤマネコ」と言われています。

リビアヤマネコは、潤沢に水が飲める環境ではないことから、水をそれほど飲まずにすむよう適応しました。

このことからイエネコも飲水量が少なく、

その上、昔のネコさんは、小鳥やネズミを丸ごと食べることで血液などの水分も一緒に食べていましたが、

現在のネコさんはドライフードの子が多いので、より水分摂取量は少なくなっています。

これまでは水分摂取量が少ないことで、膀胱炎や膀胱結石などのリスクが上がるといわれていましたが、

腎臓にも影響するのではないかという話も出ています。

何はともあれ、

☆フードからも摂取する

☆飲水量を・飲水回数を増やす工夫をする

水分摂取量を増やすことで、泌尿器の病気を予防し、

元気でハッピーなネコさんLifeを送ってもらえたらと思います!!(ΦωΦ)

 

「うちの子、よく水飲んでるよ~~」という場合でも、尿検査をすると濃い場合も多々ありますので、

うちの子どんな感じなのかなという場合には、尿を液体で持ってきてもらえると検査できますよ。

お気軽にご相談ください。

また、水を飲みすぎていることが、病気のサインであることもありますのでご注意を!!

 

 

冬は「猫バンバン」の時期です!!

ネコは叩いたらダメです! 車を叩く時期ですw

車に乗る前には、車をバンバンと叩き、

エンジンルームにネコさんが入っていないかを確認して乗車下さいますようお願いいたします!!

 

★デンタルキャンペーン

期間が迫っています!!

安いうちにデンタル商品、試してみておいてくださーい(^O^)/

デンタル月間 ー11.8~1.18ー

 

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2020.09.08/BLOG

野生鳥獣救護グループ 「放鳥’s」

動物看護師の田積です。

今回は野生鳥獣救護のお話。

私は、動物看護師になった年から野生鳥獣保護活動も行っていました。

今は子育てもあり、離れている現状ですが、

同じ地球、同じ日本に生きる仲間として、少しでも野生鳥獣の保護にも携われたら…と思っています。

 

 

 

その一つとして、「放鳥’s」の募金箱を設置することにいたしました。

「放鳥’s」は、ケガをした野生鳥獣を治療やリハビリを行い、野生に戻す。

そして、野生復帰後の生存を追って確認していくことで、

放野の時期や治療・リハビリの効果の是非を見直し、

今後の救護技術の向上と生物多様性保全に寄与することを目的として活動しています。

 

ちなみに一応、当院の院長と私もグループの一員です。

(2022年現在、本業の都合上からグループ活動への参加が難しくなったため退会しており、活動を支援する形に変更しています。)

 

 

 

 

 

活動状況や詳しいことは、ホームページやfacebookにアップされていますので、ご覧ください。

 

https://houchoooooz.jimdofree.com/

https://www.facebook.com/releasing.birds/

 

いただいたご寄付は傷病鳥獣の救護、放野後の追跡調査および生息環境の保全等に活用させていただきます。

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☆9月の休診のお知らせ☆

9/21(祝月)、22(祝火)は休診です。

翌23(水)も定休です。

ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。

 

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2020.08.08/しつけ・行動学・トレーニング

採食エンリッチメントと知育玩具

動物看護師の田積です。

 

皆さまは「採食エンリッチメント」とか「採餌エンリッチメント」という言葉を聞いたことがありますか??

今、ほとんどの動物園で採食エンリッチメントが行われています。

 

刺激の少ない場所やその種にとって適切でない環境下で生活をしていると、色々な問題行動が出てきます。

トラやオオカミがずーーーーーっと同じ場所を行ったり来たりしているのを見たことはありませんか?

これは常同行動と言って、自然下では見られない異常行動です。

そんな動物の為に、環境の福祉をあげるための一つとして「採食エンリッチメント」が行われているのです。

 

マングースに、ボールからフードを与えたり、

ヤギに、高いところにつるしたバケツを揺らすとフードが出てくるものを与えたり、

トラに、筒に入ったチキンをプールに投げ入れて与えたり、隠したり、

探したり、工夫しないと食べられないように様々な仕掛けがされています。

 

犬にもそれが当てはまる場合があります。

チワワのトモヒサくんは、元々ドライフードを食べず、処方食への切り替えに苦戦していました。

手から与えたり、処方食にトッピングをしたり、

様々な工夫をしましたが食べなかったとのこと。

 

怖がりのトモヒサくんは、診察室でも待合室でもおやつも食べられず緊張しっぱなし

でしたが、

 

そんな、初診から7カ月、

前の診察のパピーちゃんがコングを使っているのを、じっくり観察。

「これはいけるかも?」と思い、コングを渡してみると…

 

!!!( ゚Д゚)!!!

食べてくれた~~~!!

初めは、コングからパピー用のフードをパクパク…

「これならいける!!」と思い、処方食を入れて渡しても

とっても嬉しそうに、楽しそうに、コロコロ、パクパク

 

飼い主さまも私も、驚きと喜び! \(^O^)/ヤッター

 

苦労して得られたものは、同じフードでも価値が上がる」という話を聞いたことがありましたが、

実際に目の当たりにした出来事でした☆

 

お留守番や日常ケアでも使えるコングですが、

エンリッチメントとしても使ってもらえますので、ぜひ試してみてください♪

 

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2020.07.21/しつけ・行動学・トレーニング

猫の飼い方指導

動物看護師の田積です。

 

先日とってもかわいい子猫ちゃんが来院してくれました。

福ちゃん、まずは体重測定と初診パックの写真撮影📷

怖がることもなく、落ち着いたものです!(^^)!

とってもいいお顔で写真も撮れました!

 

診察が終わり、猫ちゃんの飼育指導。

これまで猫と一緒に暮らしたことがある方も、初めて一緒に暮らす方も、

なにか一つでも新しい情報を得てもらえたらと

「ねこちゃんと楽しく暮らすためのヒント」をお伝えしています。

 

子猫特有の甘噛みなどの困った行動への対処方法などにはじまり、

ブラッシングの方法や、爪切り、歯みがきのやり方などを説明。

 

歯ブラシでのブラッシングをしている福ちゃん

うっとり~~~♪ですね(*´ω`*)

 

<歯みがき>

まずは歯を見ることが出来なければ、歯みがきなんてできません!

上手に見せてくれていますね~ まさか、天才( ゚Д゚)?

 

お話の終わった後は、この上で

「ここもブラシしてもらいたかったんやけんどな」と言わんばかりに、

説明用紙の上でグルーミング。

迷わずそこに乗っちゃう君は、ちっちゃくてももう君は立派な猫だ!!

 

元気にHAPPYなにゃんこに育ってね~♪

 

 

わたし聞いてない!!そして「聞きたい!」という方はお気軽にお用命ください~(‘ω’)ノ

 

<新型コロナウイルス感染症対策についてのお願い>
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<7月の診療のお知らせ>
7/23(祝・木)、24(祝・金)は休診とさせて頂きます。
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2020.07.06/しつけ・行動学・トレーニング

パピークラス59、60

毎日、コロナ、コロナと自粛の日々が続いき、手洗い、マスクの着用が当たり前になりました。

外出にもマスクは必要ですが、この時期のはお散歩は人もワンちゃんも暑さ対策に気を付けましょう。

 

*パピークラス59*

毎回楽しみに参加してくれてるLocoちゃんです。

 

リュック型キャリーに入るのが、少し苦手のLocoちゃん。

入るのが大好きになるように、入れる前にフードやおやつを入れて、居心地よい場所にしたら、

あっという間に、お気に入りになりました。(^^)

おっ? これは? 何かな?

きっとトリミングの時にまた出てくるよ。

 

前回の復習で、今回も歯磨きペースト付けた歯ブラシをペロペロ。

おひざの上で、仰向け抱っこでリラックス。

気持ち良くて、眠たくなってきた~。

 

*パピークラス60*

初参加のトイプードルのトイちゃんです。

  

お鼻を使って色々な物の中からフードを見つけられるかな?

 

おすわりにチャレンジ!

まずは鼻先にフードを持ってきて、お尻が床にくっついたら、優しく「おすわり」とお声かけ。

上手に出来ました。

トンネルも楽しく何度もくぐれました。

初参加とは思えないほど、元気いっぱい走って楽しく遊んでいました。

 

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2020.07.03/BLOG

野鳥のこと ーからすのかくちゃんー

動物看護師の田積です。

 

以前、野鳥の投稿の際に近くの公園でカラスが卵を温めているとお伝えしていました。

 

6/27土曜日に久しぶりに行ってみると、可愛いヒナが3羽巣立っていました!
ナリは大きいし、みんなからあまり好かれないカラスですが、お母さんに餌をねだる姿は可愛い(*’ω’*)
(私は元々カラスが好きなのですけどね)

1羽は怖いもの知らずな性格なのか、まだ飛べないのに、ホッピング(ぴょんぴょんとジャンプすること)や

ウォーキング(テクテク歩くこと)で公園を散策しつつ

(カラスは両方の歩き方が出来るんですよね~(^○^))

観察する私を観察していました。

まだくちばしの横がちょっと黄色っぽいのがまた…(´▽`*)萌え~♪

 

お母さんと兄弟2羽は鉄塔や木の高いところから、「あいつ大丈夫かな、めっちゃ見られとーけど…」と心配そうに見ていました。

 

「すずめのまる」から
からすの「かく」ちゃんと勝手に命名しました。

あとの2羽の名前何がいーかなぁ。。。

 

近づきすぎるとデリケートな時期のお母さんカラスの怒りを買うので、一定の距離から観察しています。

皆さまも野鳥など観察される際には、怖がらせないよう、子育ての邪魔にならないように観察して下さいね♪

 

今の時期は子育ての中でも、巣立ちの時期です。
ヒナが道端でバタついていることがありますが、近くに親鳥がいて、
飛び方、エサの捕り方、天敵が来たときの対処法などを教えてもらっています。
モタモタしている鳥がいても、優しく見守ってあげてください。

 

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