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2022.01.17/BLOG

阪神淡路大震災から27年が経ちました

動物看護師の田積です。

1月17日、阪神淡路大震災から本日で27年となります。

犠牲になられた方々には哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方には心よりお悔やみを申し上げます。

神戸(の端っこ)で生まれ、神戸(の隅っこ)で育った私にとって

この日は忘れることができない特別な日です。

大きな被害には遭っていませんが、人生の中のとてもとても大きな出来事です。

子どもだった私も大人になり、

親であり、娘であり、妻であり、動物看護師であり、

ペットの飼い主であり、地域の一員であり…さまざまな立場で存在しています。

 

当院の今年のカレンダーは「ペット防災カレンダー」にしました。

 

1ページ目の 獣医師 奥田先生のメッセージ。

「ペットがいるからと避難をあきらめ、命が失われることがあってはならない」

 

年明けに播磨町役場の防災担当の方と話をし、ペットの災害対策についての壁に直面していた私は、このメッセージに思わず涙が出そうになりました。

数々の大きな災害を教訓に、環境省は人とペットの同行避難を推進していますが、具体的なことは定まっていない自治体も少なくなく、ペットの災害対策はあまり進んでいないのが現状です。

1995年にあの大きな震災を経験した兵庫県であっても同様です。

いざ!というときに困らないように、ペットとの避難について、みなさんのお住いの自治体がどのような方針なのか確認しておくことをオススメします。

 

へこんでばかりはいられませんので、

私は私で出来る事、お伝えしていきたいと思います!!

 

<避難グッズを用意>

・人用

・ペット用

1軍:薬、フード、水、食器、リードやハーネス、キャリー

2軍:トイレ砂、ペットシーツトイレ、体拭きシート

3軍:健康手帳(スマホなどに情報を入れていくこともオススメ)

写真(全身が写ったもの。いなくなった時などコピー出来るので、写真にしておく方がベター)

4軍:ブラシ、おもちゃ、風呂敷(怖がりな子にはカバーとして使える)

※優先順位は個々によって異なりますので、考えてみてくださいね。

 

避難するグッズもですが、備蓄物も大事

人用、ペット用含め見直しておきましょう。

人、ペットとも、食べ物とお水は多めに常備!!

ローリングストック法で無駄なく、常備することがおススメ☆ですよ

 

<日頃からやっておきたいこと>

・クレートの場所の見直し(物が倒れてきたり、落ちてきて被害がない場所ですか?)

・迷子札をつけておく(災害はペットが留守番している時にもおきますよ~)

・マイクロチップも必要なら入れておく

・不妊手術を受けておく(放浪して野犬、野猫を増やさないため)

・予防できるものは予防しておく

 

<事前からこんなことに慣らしておくといいこと>

・首輪やリード(犬は基本的に慣れていることが多いので、特に猫)

・家族以外の人や動物

・ケージやサークルに入れられること

・基本的なトレーニング

など。

病院にはこんな本をそろえているので、ぜひご覧ください。

 

あの日から今日で27年。ミライへつなぐきっかけの日となりますように…

どうかどうか辛かったあの日から少しでも心が癒されていますように…

有事の際には、心が乱れているからこそ、

常日頃からみんなが安心して避難できる場を備えていく必要があると思います。

 

一人一人が求めるだけではなく、動かないといけないのかもしれません。

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<1月休診のお知らせ>

特にありません

 

<2月の休診のお知らせ>

11日(金)休診

19日(土)午前休診とさせていただきます

ご迷惑をお掛け致しますがご了承ください

定休:水曜・日曜午後

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ゆう動物病院
住所:兵庫県加古郡播磨町西野添2-3-14
(加古川・明石・稲美町からもアクセスしやすい明姫幹線沿です)
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