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2019.11.07/BLOG
マイクロチップと迷子札
☆マイクロチップの義務化
動物愛護法が改正され、
動物を取り扱う専門の業者は犬・猫にマイクロチップを入れることが義務化されます。
ではマイクロチップとは何でしょう?
どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか??
-マイクロチップ-
マイクロチップは、専用のリーダーで番号を読み取り、番号を照合することで飼い主を特定します。
-マイクロチップの利点と欠点-
<利点>
*脱落しない身元証明
…迷子札や首輪に記載した場合と違い、脱落しません。
*安全
…生体の異物反応もなく、安心安全
*簡単に入れることができる
…予防接種のように、マイクロチップがあればすぐに挿入できます。
<欠点>
*MRI検査で画像に影響が出る
*マイクロチップリーダーがないと、情報を得ることができない
*飼い主の連絡先が変わっていると連絡ができない
…変更した場合は、変更を日本獣医師会に連絡をすれば大丈夫です!
-迷子札-
必須です!!
最近は、室内飼育の犬が増えていることもあって、
お散歩のときだけ、首輪をするということをよく聞きます。
日本は、災害大国であり、飼い主さんが留守中に被災してしまうことも十分にありえます。
お家にいるときでも、迷子札をつけた首輪をしておきましょう!!
何日も離れて、痩せてしまった動物は、様変わりしているようです。(痩せると模様も変わります!)
また、首輪の裏に、連絡先を書いているという飼い主さまもいましたが、
外で犬を保護した時に、首輪を外すことはできません。
個人情報の点も気になるのは分かりますが、家族の命の為、分かりやすいところに記載しましょう。
また、猫ちゃん用の首輪は大きな力がかかると、外れる仕組みになっており、
そういった意味でもマイクロチップとの併用はアリではないでしょうか。
兵庫県下の獣医師会加入病院と愛護センターにはリーダーがあり、恵まれた自治体とも言えます。
マイクロチップは、専用のリーダーで番号を読み取り、番号を照合することで飼い主を特定するので、
即座に飼い主さまを断定することはできません。
即座に分かるためには、迷子札が必須で、両方しておくことで、お互いの欠点を補えます。
また、犬では、狂犬病の鑑札・済票をつけておくことが義務付けられていますので、必ずつけましょうね。
ちなみに当院では、マイクロチップ挿入の動物への負担軽減のため、
避妊手術や去勢手術の時に入れていただきくことをおススメしています。
①確認…ちゃんと注射器の中のマイクロチップが読み取れるか確認
(本来はスキャンすると、15桁の数字が出ます)
②挿入…ちょっと大きめの注射で入れます
麻酔下なので、痛くありませ~ん。
③確認…ちゃんと体内に入っているか、読み取れるか確認
もちろん無麻酔でも行えますよ~
「迷っている~」や
「それでもちょっと何か不安」…などございましたら、お気軽にご相談くださいね。
11月の臨時休診
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わんちゃんの年末のトリミングの受付を始めました。
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お早めのご予約をおススメします~ U・ω・U
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ゆう動物病院
住所:兵庫県加古郡播磨町西野添2-3-14
(加古川・明石・稲美町からもアクセスしやすい明姫幹線沿です)
電話:078-949-3020