お知らせ
- BLOG (151)
- NEWS (67)
- しつけ・行動学・トレーニング (92)
- トリミング (57)
- パピークラス・パピーパーティ (153)
- 動物看護師のつぶやき (29)
- 犬診療 (42)
- 猫診療 (25)
- 病院設備 (11)
- 野鳥のこと (5)
2019.05.21/BLOG
子猫のお話
こんにちは、動物看護師の田積です。
先日とってもかわいい子猫ちゃんがお隣の加古川市から健康診断で来てくれました。
春は子育てシーズン。
野鳥も猫も子育てに奮闘していると思います!
とても熱心に色々と聞いて下さり、
たくさんのお話をさせていただきました。
☆遊び方・噛むことについて
ついついやりがちで、
やっていて悪いと気づいていないことが、
『手や足を使って遊ばせること』
これは、動物病院スタッフなどを含め、
動物に慣れている人がよくやっています。
小さいころは、痛くなくても成長すれば、手に穴あきます。。。
手や足を噛んでもいい物として学ばせないようにしましょう!
具体的にどうするかといえば、
(なんじゃこれ!??)
(動くやないか!捕まえるで!!)
(なかなかやるにゃ)
(ゲットや―――!!)
しっかりと噛んでもいいおもちゃで遊ばせることです。
噛んだらダメ!!ではなく、
噛んでもいい物でたくさん遊んであげましょう♪
☆歯みがき・爪切りについて
(受付のマウスパッドですw)
歯みがきも爪切りも、
エネルギッシュなONの時ではなく、
眠たそうなOFFのときを狙うべし!!
まずは、OFFの時に、
歯ブラシでお顔周りをな~でな~でします。
そこから何週間~何カ月もかけて、
口周りをさわったり、歯を見たり…とステップアップしていきます。
爪切りは、OFF時に足を触ることから慣らしていきます。
爪切りも歯みがきも焦って押さえつけて事をなし終えても、
次につながりません!
次は絶対に嫌がるようになります。
焦らず、ゆっくりと様子を見ながらやるのが
一番の近道ですよ♪
☆クレートトレーニングについて
クレートに慣れておくことは、
犬も猫も同じなのに、
猫に必要であることをご存じない方が多いように感じます。
・災害時で同行避難をする
・旅行に行く
・ホテルや人に預ける
・動物病院に行く
色々な時に必要になります。
猫がクレートに慣れていると、何が良いのか?
それは、
猫が入ってくれていると人が便利!!なのではなく、
先ほどのようなときに、猫のストレスを軽減してあげられるのです。
テリトリーの外に出ることにとても強いストレスを感じてしまうのが猫ですが、
テリトリーの一部を一緒に移動できることで、ストレスを軽減できるのです!
・クレートを日常から出しておく
・クレートでおいしい物を食べさせる
・クレート越しでおもちゃ遊びをする
などクレートで日常から楽しいことをするといいですよ♪
おススメは下のようなクレート
・適切な大きさ
・上が開く
・扉が外せる
・外が見えすぎない
・きちんと閉まる
などです。
その他もろもろ、猫のこともお気軽にお尋ねください(=^・^=)
ゆう動物病院
住所:兵庫県加古郡播磨町西野添2-3-14
(加古川・明石・稲美町からもアクセスしやすい場所です)
電話:078-949-3020